デスクトップパソコンのハードディスクを
SSDに換装する方法を説明します

ハードディスクをSSDに交換する

SSDとは、ソリッド・ステート・ドライブの略で、小型、静かで、高速で読み書き出来るディスクでハードディスクというよりもUSBメモリーに近いものです。つまりハードディスクのような内部で駆動することは無いためUSBメモリーと同じようなものであると言えます。

ここではデスクトップパソコンDELL XPS8300が購入後3年が経過し、ハードディスクの交換時期になったため、SSDに交換することにしました。選んだSSDはCrucial MX100の512GBです。価格も2、3年前と比べ遥かに安くなっていて、23000円程でした。ハードディスクも現在では大変に安く3TBで10000円程ですので、比較してしまえばSSDは遥かに高額であるといえます。

SSD以外に必要なものが2点あります。一つはSSDは2.5インチで、デスクトップパソコンの規格は3.5インチのため、変換する必要があります。そこで2.5インチ→3.5インチ変換ブラケットが必要です。また、SSDとマザーボードを接続するためのSATAケーブルも必要です。

このXPS8300には標準装備のC:の500GBと、増設した2.5TBの2つのSATAハードディスクがありますが、今回は500GBのC:をSATAのSSDと交換してみることにします。C:にはWindows7のOSと様々なファイルが収容されています。使用している領域は140GB程なのでSSDは256GBでも大丈夫ですが、念のために512GBとしました。古いパソコンにはハードディスクがIDEである場合があるのでSSDもIDEである必要があります。

C:にはOSがあるため、システムを移行する必要があります。Windows7のインストールが必要かというと、システム移行ソフトを使う事により、回避出来ます。というか、Windows7のリカバリーDVDを持っている人は少ないのではないでしょうか。管理人は持ってはいますが、面倒な事は避けたいため、ソフトにより移行する事にしました。

一般的なハードディスクをSSDに交換する手順は、以下の通りです。(*ハードディスクが物理ドライブが1つの場合、C:のみ)

  • C:はそのままで、SSDを取り付ける。
  • SSDをフォーマットしC:からシステムを移行する。
  • C:を外してSSDから起動させる。

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